琉球犬の血を引く、島の犬たち

八重山諸島には、固有の動植物が生息します。

犬もそう。

秋田犬や紀州犬のように、地方独自の犬種として琉球犬がいますが、私たちが関わっている石垣島の犬たちは、それに何世代も前に大陸から来た犬や、沖縄本島、本島の犬など様々な血統がチャンプルー(まぜこぜ)されて誕生した島の犬の事をヤエヤマチャンプルードッグ=YCDといいます。

見た目はさまざま。でもステキな共通点があります。

琉球犬を強く感じさせる虎柄(トゥラー)立ち耳から、白くて小さいモフモフ犬まで千差万別。

でも、不思議なことに初対面の島犬たちが集まっても、ケンカになりにくい。

いつでも陽気でのんびり、にこにこしてる平和主義の犬たちが多い。

どうやら、狭い島で生きていくのに適しているから、そういう性質が完成したのではと考えられます。

この特徴が、家庭犬としての素晴らしい素質であることは、関西で暮らすYCD(ヤエヤマチャンプルードッグ)の飼い主さんたちが、皆さん意見を同じくするポイントです。


厳しい現実もあります。

のどかな南の島とはいえ、犬たちがのびのびフリーダムに暮らせる時代ではありません。

飼育環境や意識レベルも、まだまだ啓蒙が必要です。

そして多くの観光客でにぎわっても、人口5万人の島では「新しい飼い主さん」は限られ、

家庭犬にふさわしい、沢山のYCDたちが行き場を失っています。

この魅力的な犬たちのために、様々な団体や個人ボランティアが活動しています。新しい地での暮らしを島犬たちに。

YCDを家族に迎えた楽しい日々を。どうか下記のサイトを、ご覧になって見て下さい。